傾向

  • 過去10年分のデータを集計。(以下Southend)
    • 芝の経験が全くなく出走した馬は3頭のみ(スペシャルストック・ハセノバクシンオー・マイネルブライアン)で、全て10着以下に敗れている。また、芝の勝利経験がない出走馬は29頭いて(0.0.1.28)、馬券圏内に突っ込んできたのはグラスエイコウオー('01年2着)のみ。これに該当するアンダーカウンター・セッカチセージ・リーガルスキームは、常識的には厳しい。ただ、今年は重馬場がどう影響するかがポイント。
    • 本番で3着内に入った馬30頭のうち、芝の新馬(デビュー)戦を使った馬のデビュー戦成績は(16.4.1.2.0.0)。5着以下に敗れた馬は、この10年間1頭も3着以内に入っていない。ムラマサノヨートー('07年18番人気3着)でさえ、緒戦は4着。また、芝の500万下で4着以下に敗れたことのある馬はウインガー('03年1着)だけで、芝で底を見せているような馬は買い辛い。芝での連対率や複勝率が低めのアポロフェニックス・アポロドルチェダンツキッスイドリームシグナルあたりは強調材料に欠ける。
    • 本番で3着内に入った馬30頭のうち、東京芝コースに出走して掲示板を外した馬は皆無。東京で完敗経験のあるダンツキッスイアポロフェニックスは東京適性に疑問が残るが、今年は東京芝での勝ち鞍がある馬がアポロドルチェゴスホークケンの2頭だけという状況だけに、判断は難しい。
    • 皐月賞からの臨戦組は25頭いるが、マイルCで馬券に絡んだのは以下の4頭だけ。それでも上位入線馬はある程度信頼できるが、皐月賞で完敗してマイル路線に活路を求めてきたような馬は厳しい傾向。今年で言うとドリームシグナルは減点対象か。
    • 朝日杯の3着内馬は、マイルCに14頭出走して4頭(マチカネホクシンメイショウボーラーコスモサンビームローレルゲレイロ)が3着内。無視できる数字ではないが、あまり直結しない印象。
    • 毎日杯の勝ち馬は、2頭出走して2勝。クロフネキングカメハメハなので参考になるのかどうかは微妙なところだが、ディープスカイには一応注目。(以上Southend)

出馬表に戻る